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人気ホラーシリーズ『V/H/S』未公開作の日本上陸ニュースから学ぶ映画英語

記事まとめ

人気ホラーアンソロジーシリーズ『V/H/S』の日本未公開作品が続々と日本で公開されることが決定した。先日、シリーズ7作目『V/H/S ビヨンド』(7月4日公開)の劇場公開が発表され、それに続いてシリーズ4作目『V/H/S 94』も7月18日(金)に公開されることが明らかになった。

『V/H/S 94』の物語は、麻薬組織を摘発するためSWATチームが謎の倉庫を急襲したところ、おびただしい数の死体とVHSテープの山を発見するというところから始まる。事実確認のためにテープを再生すると、そこには常識を超えた恐ろしい映像が映し出されていた。

本作には個性的な監督陣が集結している。『サイコ・ゴアマン』のスティーブン・コスタンスキや、『サプライズ』『ザ・ゲスト』の脚本家で『V/H/S』過去作にも携わったサイモン・バレット、『V/H/S ネクストレベル』で「Safe Haven」を手掛けたティモ・ジャヤント、『ローライフ』を手掛けたライアン・プロウズなどが参加している。製作総指揮には、『レディ・オア・ノット』『アビゲイル』のラジオ・サイレンスが名を連ねている。

さらに、シリーズ5作目『V/H/S 99』(2022)、シリーズ6作目『V/H/S 85』(2023)の公開日も後日発表される予定だ。これにより、『V/H/S』シリーズのファンにとって最高の夏になることは間違いない。

『V/H/S 94』は2025年7月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、テアトル梅田、アップリンク京都ほか全国で順次公開される。

English Translation

It has been announced that previously unreleased installments of the popular horror anthology series “V/H/S” will be successively released in Japan. Following the recent announcement of the theatrical release of the seventh installment “V/H/S/Beyond” (to be released on July 4), it has been revealed that the fourth installment “V/H/S/94” will also be released on Friday, July 18.

The story of “V/H/S/94” begins when a SWAT team raids a mysterious warehouse to bust a drug operation, only to discover countless dead bodies and a mountain of VHS tapes. When they play the tapes to confirm the facts, they witness terrifying footage that defies common sense.

The film features a gathering of distinctive directors. These include Steven Kostanski of “Psycho Goreman,” Simon Barrett, the screenwriter of “You’re Next” and “The Guest” who has also worked on previous “V/H/S” films, Timo Tjahjanto who directed “Safe Haven” in “V/H/S/2,” and Ryan Prows who directed “Lowlife.” Radio Silence, known for “Ready or Not” and “Abigail,” serves as executive producer.

Furthermore, release dates for the fifth installment “V/H/S/99” (2022) and the sixth installment “V/H/S/85” (2023) are scheduled to be announced at a later date. This ensures that fans of the “V/H/S” series will have an incredible summer.

“V/H/S/94” will be released on Friday, July 18, 2025, at Human Trust Cinema Shibuya, Cinemart Shinjuku, Theatre Umeda, Uplink Kyoto, and other theaters across Japan.

英語学習ポイント

ここからは、上記の英語翻訳の中から、英語学習者にとって役立つポイントを解説していきます。

1. 映画関連の専門用語

“horror anthology series”(ホラーアンソロジーシリーズ):「anthology」は「短編集」を意味し、複数の短い物語で構成される作品を指します。映画では、それぞれ異なる監督が手掛けた短編が集まった作品をアンソロジー映画と呼びます。

“installment”(作品、回):シリーズものの一作品を指す単語です。「第○作目」という言い方をする際に使用します。例:the seventh installment(第7作目)

“theatrical release”(劇場公開):「theatrical」は「劇場の」という意味で、「映画館での公開」を意味します。近年はストリーミング配信も増えているため、映画館での公開を特に強調する際に使われます。

2. 便利な表現

“to be released”(公開される):受動態の形で「公開される」という意味で使われます。映画やゲームなどの発売・公開を表現する際によく使われる表現です。

“it has been revealed that…”(〜ということが明らかになった):ニュース記事でよく使われる表現で、新しい情報が公表されたことを伝えます。

“defies common sense”(常識を超えた):「defy」は「反抗する、無視する」という意味の動詞で、「常識に反する」という意味でここでは使われています。

3. 映画製作関連の役職

“director”(監督):映画の全体的な芸術的ビジョンと製作を担当する人。

“screenwriter”(脚本家):映画のスクリプト(台本)を書く人。

“executive producer”(製作総指揮):映画の資金調達や全体的なマネジメントを担当するが、日々の製作活動には必ずしも関わらない役職。

対談: 映画ホラー英語の魅力

エイングリッシュ エイングリッシュ:今日は映画『V/H/S』シリーズの日本公開のニュースから、ホラー映画で使われる英語表現について学んでいくエイ!

ふうかさん ふうかさん:わぁ、ホラー映画ですか!私、この前友達と見たホラー映画で100回も悲鳴をあげちゃいましたよ!最近のホラー映画って本当に怖いですよね〜。

エイングリッシュ エイングリッシュ:100回も!?それはさすがに大げさだと思うエイ。でも、ホラー映画には特有の英語表現があって、英語学習にも役立つんだエイ。例えば、「spine-chilling」(背筋が凍るような)とか「blood-curdling」(血が凍るような)といった表現はホラー映画のレビューでよく使われるエイ。

ふうかさん ふうかさん:へえ〜!「spine-chilling」って背骨が冷えるってことですか?私、夏は背中に保冷剤貼って寝るんですけど、それって「spine-chilling sleep」って言えますか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:いや、それは違うエイ…「spine-chilling」は「恐怖で背筋が凍るような」という意味で、文字通り背中を冷やすことではないエイ。英語には「血が凍る」「背筋が凍る」など、恐怖を表現するのに「冷たさ」を使う表現が多いエイ。

ふうかさん ふうかさん:なるほど!じゃあ冬に見るホラー映画って、体感温度下がって節約になりますね!省エネホラー映画鑑賞法ってどうですか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:それは…まあ、創造的な発想ではあるエイ。話を戻すエイ、ホラー映画のタイトルにも学べる英語があるエイ。『V/H/S』の「V/H/S」は「Video Home System」の略で、昔の映像記録メディアを指すエイ。

ふうかさん ふうかさん:VHSってあのデカいテープですよね!祖父の家に行ったら、「Very Heavy Storage」って呼んでました!確かに重かったです!

エイングリッシュ エイングリッシュ:それは単なる言葉遊びだエイ…正しくは「Video Home System」エイ。今回のニュース記事には「footage」という単語も出てきたエイ。これは「映像素材」という意味で、元々はフィルムの長さを「feet(フィート)」で測っていたことに由来するエイ。

ふうかさん ふうかさん:へぇ〜!じゃあ、私の足の長さで測ると、2時間の映画は何フカサン(ふうかさんの足)になるんでしょうか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:そんな単位は存在しないエイ!もう少し真面目に学びましょうエイ…

対談: ホラー映画の英語表現を深掘り

エイングリッシュ エイングリッシュ:ホラー映画を説明する英語表現について、もう少し詳しく見ていこうエイ。例えば「gut-wrenching」(胸が締め付けられるような)や「hair-raising」(恐ろしくて髪が逆立つような)といった表現があるエイ。

ふうかさん ふうかさん:わぁ!私、この前友達と1000本のホラー映画を連続で見る計画を立てたんですよ!そしたら全部見終わる頃には髪が全部逆立って、「hair-raising marathon」で「super saiyan」みたいになれるかなって!

エイングリッシュ エイングリッシュ:1000本も!? それは物理的に不可能だエイ…そして「hair-raising」は実際に髪が逆立つわけじゃないエイ。恐怖を感じたときの比喩表現だエイ。それから「marathon」と組み合わせるなら「movie marathon」や「horror movie marathon」と言うエイ。

ふうかさん ふうかさん:そうなんですね!でも英語って面白いですね。「hair-raising」とか「spine-chilling」とか、体の部位を使った表現が多いような気がします。「knee-trembling horror」(膝ががくがくする恐怖)とかもありますか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:鋭い観察エイ!実は「knee-trembling」という表現はあるけど、通常は恐怖よりも強い興奮や感動を表すことが多いエイ。でも「my knees were shaking with fear」(恐怖で膝ががくがくした)というような表現はあるエイ。

ふうかさん ふうかさん:体の部位と感情の表現って、日本語にもありますよね!「肝が冷える」とか「背筋がゾクゾクする」とか。これって普遍的なんですかね?

エイングリッシュ エイングリッシュ:その通りエイ!人間の身体感覚は文化を越えて共通している部分があるから、似たような表現が生まれるエイ。今回の記事に出てきた「defies common sense」(常識を超えた)という表現も、ホラー映画の描写によく使われるエイ。

ふうかさん ふうかさん:なるほど!「defies」って「defy」の三人称単数形ですよね。「defy」は「反抗する」みたいな意味だと思うんですけど、私の髪型も朝の「common sense」に「defy」してるんですよね。

エイングリッシュ エイングリッシュ:まあ、そういう言い方もできなくはないエイ…。「defy」は「反抗する、従わない」という意味で、「物事が常識や期待に反する」という文脈でも使えるエイ。例えば「Her performance defied our expectations.」(彼女のパフォーマンスは私たちの期待を超えた)というように使うエイ。

ふうかさん ふうかさん:わー、そういう使い方もあるんですね!私もテストで「defy」してみたいです!…あ、でもそれだと期待を下回るかも…

エイングリッシュ エイングリッシュ:それは「disappoint」(失望させる)になってしまうエイ…。しっかり勉強して「exceed expectations」(期待を上回る)を目指すエイ!

対談: 映画公開情報の英語

エイングリッシュ エイングリッシュ:最後に、映画の公開情報に関する英語表現を見てみようエイ。「to be released on Friday, July 18」(7月18日金曜日に公開される)という表現があったエイ。

ふうかさん ふうかさん:私、映画の公開日って1000年前から決まってるって思ってたんですよ!だって映画のポスターとかにいつも日付入ってますよね。監督さんたちはタイムマシンで未来から来てるんですか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:…そんなわけないエイ。映画の公開日は製作側が計画して決めるものだエイ。それを英語では「release date」(公開日)と言うエイ。また、「to be scheduled to be announced」(発表される予定である)という表現も記事に出てきたエイ。

ふうかさん ふうかさん:へぇ〜!「scheduled」って「予定されている」ってことですよね。私もテスト勉強を「scheduled」していますが、なぜか「procrastinated」(先延ばしにした)になっちゃいます…

エイングリッシュ エイングリッシュ:それは単に計画性がないだけだエイ…。「schedule」と「procrastinate」は正反対の概念だエイ。映画業界では「scheduled release」(予定された公開)という表現がよく使われるエイ。

ふうかさん ふうかさん:ちなみに「nationwide release」(全国公開)っていう言葉も見かけますけど、これって日本だと47都道府県全部で公開されるってことですか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:基本的にはそういう意味だエイ。今回の記事では「to be released at Human Trust Cinema Shibuya, Cinemart Shinjuku, Theatre Umeda, Uplink Kyoto, and other theaters across Japan」(ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、テアトル梅田、アップリンク京都、その他全国の劇場で公開される)と書かれているエイ。

ふうかさん ふうかさん:「across Japan」って「日本中で」って意味ですよね。でも北海道から沖縄まで、本当に全部の映画館でやるんですか?

エイングリッシュ エイングリッシュ:全ての映画館という意味ではなく、全国各地の主要な映画館で公開されるという意味エイ。記事には「順次ロードショー」とあるから、最初は大都市の映画館から始まって、徐々に地方にも広がっていくということエイ。

ふうかさん ふうかさん:なるほど!ちなみに「V/H/S」って、「Very Horrifying Scary」の略だと思ってました!それか「Victory Horror Series」とか!ジャイアンツのビクトリーホームランみたいな感じで!いつか巨人軍がホラー映画とコラボして、「G/H/S: GIANTS HORROR SERIES」とか作ったら絶対見に行きます!

エイングリッシュ エイングリッシュ:何言ってんだお前…。野球とホラーを無理やり結びつけるなよ!そんなコラボ絶対ないから!

確認テスト

今回学んだ英語表現の理解度をチェックしましょう。以下の問題に答えてみてください。

1. 「背筋が凍るような恐怖」を表す英語表現は次のうちどれ?

a) knee-trembling

b) spine-chilling

c) heart-warming

d) mind-blowing

2. 映画の「第5作目」を英語で表現すると?

a) the fifth release

b) the fifth part

c) the fifth installment

d) the fifth episode

3. 「常識に反する」という意味で使われる動詞は?

a) define

b) defy

c) deploy

d) deny

4. 映画の「劇場公開」を英語で表現すると?

a) cinema showing

b) theater display

c) theatrical release

d) film premiere

5. 「映像素材」を意味する英語表現で、元々はフィルムの長さを測る単位に由来するものは?

a) footage

b) filming

c) screening

d) recording

※答えは以下に白色で記載しています。確認したい場合はテキストを選択してください。

1. b) spine-chilling

2. c) the fifth installment

3. b) defy

4. c) theatrical release

5. a) footage

関連リンク

オリジナル記事:人気ホラーシリーズ未公開作が続々日本上陸! 『V/H/S ビヨンド』に続いて『V/H/S 94』も7月公開

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